「越前がに」解禁初日の漁は見合わせ 初競りは7日以降に延期 福井県沖で強風や高波予想 新幹線開業後初のシーズン
冬の味覚の王者「越前がに」漁は5日、悪天候の影響で、県内全ての底引き網漁船が解禁初日の漁を見合わせることを決めました。
県の底曳網漁業協会によりますと、5日の福井県沖は強風や高波が予想されることから、各地の漁協や漁業者でつくる組合が初日の出漁を見合わせることを決めました。
「越前がに」漁は6日午前0時の解禁と同時に一斉に網を入れるもので、5日夜は県内から合わせて60隻が出港する予定でした。解禁初日に漁を見合わせるのは、昨シーズンに続いて2年連続で、初競りは7日(木)以降に延期となりました。
北陸新幹線県内開業後初めてとなる「越前がに」シーズンの到来で、観光客の増加も期待される中、天候の回復が待たれます。