早くもハナエチゼンの収穫始まる コメ品薄傾向で農家は卸売価格アップに期待
8日県内で早生のハナエチゼンの収穫が始まり、今月中旬には新米が県内外に届けられます。
ハナエチゼンの収穫が始まったのは福井市下馬の20ヘクタールの水田で、農家の人が冷房付きのコンバインに乗って、暑さをしのぎながら収穫に追われていました。
この農家は毎年、ほかの農家よりおよそ1か月早く植えて、収穫時期も前倒ししています。今月中旬には県の内外に出荷する予定です。
米農家 白井清志さん
「流通段階で民間のコメの在庫は6月末現在で約2か月しかない 早く出荷すると価格も良いし、みんなそれを待っている」
去年の猛暑によるコメの品薄傾向やインバウンド需要で、農家は卸売価格のアップにも期待を寄せています。