カスハラから従業員を守るポイントとは?県中小企業団体中央会がセミナー初開催 初期対応やマニュアル作成が重要 県内企業15社が参加
福井市内で21日、顧客からの理不尽な要求いわゆるカスタマーハラスメント(カスハラ)にどう対応するかを学ぶセミナーが開かれ、参加した企業は従業員をカスハラから守るためのポイントなどを学びました。
セミナーは県中小企業団体中央会が初めて開いたもので、県内の小売業や飲食業15社から20人が参加しました。
日本おもてなし推進協議会の古川智子氏が講師を務め、従業員1人で対応しないことや、クレーム段階での初期対応が重要であること、また マニュアルを作っておくことも必要だと説明していました。
■受講者(小売業)
「余裕を持つことや、慌てないというところが大事だと思った。よく聞いてよく対応して、そういうところが一番重要なんじゃないか。目線とか言葉遣いとか、今の時代難しいところもあるので十分気を付けて対応したい」
参加者らは熱心にメモを取り、カスハラへの対応策を学んでいました。