小浜市阿納の民宿でつくる阿納ふぐ組合では、冬の味覚「若狭ふぐ」の宅配セットの発送作業がピークを迎えています。去年夏の猛暑で水温が上がり半数近くが死ぬ被害が出たものの、10月以降に水温が下がり体長30センチほどまで順調に育っていて、例年通りの 注文に応えているということです。

若狭ふぐの宅配セットは、薄く切った身を器に盛りつけた刺身の‟てっさ”に鍋用で骨付きの‟あら”などが入っていて、自宅で気軽に味わうことができます。

去年10月から販売を始めていて、年明け以降も注文が続き発送作業に追われているということです。

■四季の宿河原　河原正和さん
「大変おいしいフグになっているので、若狭ふぐを味わっていただきたい」

同組合によりますと、今シーズンはふるさと納税の返礼品の注文が増えているということです。なお、宅配セットは3月末までに1000セットの販売を見込んでいます。