年明けに観光農園オープン イチゴの摘み取り体験も 道の駅・南えちぜん山海里に隣接 JA越前たけふが整備
イチゴ栽培の農業用ハウス=25日午前10時、南越前町牧谷
南越前町の道の駅「南えちぜん山海里」のそばに、四季折々のスイーツを楽しめる観光農園がオープンします。JA越前たけふが整備するもので、一般向けにはイチゴの摘み取り体験を提供する他、ブルーベリーやブドウの栽培を通じて農家の育成にもつなげます。(12月25日)
イチゴはポットごとに分けて栽培する国内初のシステムを採用し、病気に感染するリスクを抑えます。北陸では最も多い11品種を栽培する計画で、温水パイプの活用による省エネに努め、カメラやセンサーで遠くからでも生育を確認できるスマート農業で人手不足の解消にもつなげます。
■生産者・川﨑武彦さん
「この“養液栽培”は日本で初めて導入したシステムで、一株当たりひとつのポット(になっている)。根にストレスをかけることで糖度が上がりやすい」
敷地面積は1.2ヘクタールで、1月5日にオープンします。