県内各地に「全天候型」遊び場が次々と誕生 暑い日 雨の日も親子がストレスなく遊べるスペース確保
鯖江市の吉川公民館に17日、子どもたちが屋内で遊べるエリアが新たに整備されました。雨の日も使える「全天候型」の遊び場は、保護者からの要望を受けて、県内各地で次々と誕生しています。
鯖江市教育委員会生涯学習課 川江彰代 課長
「地域の親御さんから,、近くに室内で気軽に遊べる子どもの居場所が欲しいという声を受けて、今年度の事業として設置することにした。」
けさは早速地元の子どもたちがボールや滑り台で楽しく遊んでいました。鯖江市では今後市内10地区すべての公民館に室内型の遊び場を整備することにしています。
子ども
「楽しい」
小浜市でも今月全天候型の遊び場がオープンし、雨の日でも遊べるとして人気を集めています。
利用する母親
「雨の日に家の中ではのびのびとは遊べないので、こういう施設があるとありがたい。」
「これから暑くなると、なかなか外で遊ばせづらい。外もきれいに見られるし。すごくよかった。」
また福井市では、来年春の完成を目指して、中央公園の東側で新たな遊び場の建設工事が始まっています。屋根付き広場を整備する予定で、背もたれのあるブランコや高さを抑えた遊具を設けて、障がいのある子どもも自由に遊べるようにします。
このほか大野市でも、ボールプールやネット式のジャングルジムなどを備えた、巨大な遊び場が来年1月に誕生する予定です。
高浜町の高浜公園内にも全天候型遊び場「アオバテント」が2026年度にオープン予定で、トランポリンやブランコなど立体遊具と、見守りスペースには360度囲ったテント空間を設けるということです。
県内で相次いで整備中の「全天候型」の遊び場。暑い日も雨の日も親子がストレスなしに遊べる環境を提供します。