薬品から煙が発生し利用客3人搬送 越前市の温浴施設が8日から通常営業 再発防止策を徹底へ
倉庫の中に保管していた薬品から煙が発生し、日帰り入浴の受け付けを中止していた越前市の温浴施設が8日朝9時から通常営業を再開します。
越前市の温浴施設「しきぶ温泉湯楽里」では、今月4日、男湯の脱衣所近くの倉庫に保管されていた塩素系の薬品に水分が混入したことで煙が発生し、利用客3人がのどや目の痛みを訴えて病院に搬送されました。
施設は7日まで日帰り入浴を中止し、管理体制の点検をしました。
原因となった塩素系の薬品については、浴室や利用客の導線から離れた別の部屋に保管します。
越前市は「再発防止策を徹底し、利用者や市民の不安を解消できるよう指定管理者とともに最善を尽くしたい」とコメントしています。