福井市の給食にまた異物混入 児童が食べる前に校長が発見 22日まで学校給食センター、提供中止 13日にも給食に異物混入
福井市の清水東小学校で20日、給食のみそ汁に異物が混入しているのが見つかりました。児童が食べる前に教職員が気が付いたため、けが人はいませんでした。
福井市によりますと20日、清水東小学校の給食で出された「とうふのみそ汁」に異物が混入しているのを、校長が見つけました。
児童に提供する前に校長が食べて安全性を確認する「検食」をした際、1.5ミリ四方の透明な異物が見つかったということです。
このため学校では、児童への給食の提供を中止しました。
学校給食センターによりますと、みそ汁は市内45の小中学校あわせて1万3000食のうち、2種類ある献立の一つでした。
異物の素材や混入した原因は分かっていないものの、現時点では調理器具に破損は確認されていないということです。
福井市では給食センターから提供している小中学校45校で、21日と22日の給食の提供を中止することを決めました。
福井市では、先週13日にも春山小学校と光陽中学校で、センターから配送された給食に2~4ミリのガラス片が混入し、再発防止に取り組むよう通知していました。