自転車のヘルメット着用率 福井県は1割 全国平均下回る
去年4月から努力義務となった自転車のヘルメットの着用率は、福井県は1割で、全国平均を下回っていることがわかりました。
これは各都道府県警が今年7月1日から19日にかけて駅周辺の 駐輪場や商店街などの周辺で自転車の運転者や同乗者を調べたものです。
それによりますと、福井県でのヘルメット着用率は11パーセントで、去年に比べ4.2パーセントアップしたものの、全国平均の17パーセントを下回っていることがわかりました。
県警によりますと、今年県内で自転車に乗車中に起きた事故で死亡したのは4人で、4人ともヘルメットを着けていませんでした。
このため、秋の交通安全県民運動でもヘルメット着用へ呼びかけを強めています。
ところで自転車ヘルメットの着用率が全国で最も高いのは愛媛県で、69.3パーセントとおよそ3人に2人がヘルメットを着けていることがわかりました。