【パリ五輪】バドミントン山口茜選手 決勝トーナメント進出 激闘の末に競り勝つ
大激戦の末の逆転勝利です。パリオリンピックのバドミントン女子シングルスの予選リーグで、勝山市出身の山口茜選手(27)がゲームカウント2対1で勝って、決勝トーナメント進出を決めました。
予選リーグ第2戦の相手は世界ランク31位のカナダのミシェル・リー選手(32)。
第1ゲームは山口選手が序盤からリードしますが、ゲームポイントを迎えてから同点に追いつかれ、24対22で落とします。
続く第2ゲームも序盤から苦しい展開に。リー選手のラインぎりぎりのスマッシュが次々と決まり、リードを許します。しかし、山口選手は怒とうの連続ポイントで逆転し、21対17で第2ゲームを取り返します。
運命の第3ゲームは一進一退の攻防が続きますが、自力に勝る山口選手が10点目以降、着実にリードを広げ、21対12で勝利。激闘の末、山口選手がゲームカウント2対1で、決勝トーナメント進出を決めました。
■山口茜選手
「負けを覚悟して開き直ってやるしかないっていうところと、応援の声を聞いてもう1回頑張ろうっていう気持ちになりました」
「あらためて(オリンピックは)簡単じゃないなと感じましたけど、本当にきょう負けを覚悟したので、ここからどんどん向かっていくだけかなと思います」