BRTひこぼしラインに新デザインのバス「ブラウンカラー」 小石原焼やスギをイメージ JR日田彦山線の添田~日田
JR日田彦山線の一部区間をバスで結ぶ「BRTひこぼしライン」の話題です。この路線に9日から、新たなデザインのバスが加わりました。路線を走る小型バスと比べ定員は2倍以上で、JR九州は混雑緩和につなげたいとしています。
9日、新たに投入された「ひこぼしブラウンカラー」は、沿線にある福岡県東峰村の小石原焼や大分県日田市のスギをイメージしています。
「BRTひこぼしライン」は、2017年の九州北部豪雨で被災したJR日田彦山線のうち、福岡県の添田駅と大分県の日田駅の間を専用のバスで結んでいます。
去年8月の開業後、3月までに6万人が利用しました。1日の平均乗客数は300人で、JR九州は鉄道時代と比べ「好調」としています。
■乗客
「車に乗れなくなるから、これしかない。」
■JR九州 BRT企画運営グループリーダー・西羅悠平さん
「開業以来、多くのお客様に利用していただいています。観光シーズンは混雑が激しい便もあった。新しい車両で今まで以上に快適に利用してもらえれば。」
「BRTひこぼしライン」はこれまで、乗客の定員が24人の小型バス4台と定員が55人の中型バス2台で運行されてきました。
新たに投入された車両も中型で、JR九州は「混雑緩和につなげたい」としています。