【円周率の日】3.1415926535…終わりのない数字に永遠の愛を誓う「一生の家族に」福岡
3月14日はホワイトデーですが、別の“ある記念日”でもあります。福岡市の中央区役所には、その記念日にあやかって婚姻届を提出したカップルの姿がありました。一体、どんな思いが込められているのでしょうか。
■鬼丸ゆりか記者
「中央区役所の窓口にはきょう、3月14日に婚姻届けを提出したカップルが訪れています。」
中村友樹さんと楓さん夫婦は、学生時代にアルバイト先で出会い、5年の交際期間を経てゴールインしました。
3月14日に婚姻届を提出した理由を聞きました。
■中村友樹さん(27)
「円周率 3.14で終わりがないということで、きょうにしました。」
3月14日は「円周率の日」でもあります。小学校で習う円周率は、円の面積や円周を求めるときに使います。
3.1415926535…と割り切れず永遠に続くことから、3.14の数字にちなんで“永遠の愛”を誓いました。
■中村楓さん(27)
「ロマンチックな感じと思う。これからもよろしくお願いしますという感じですね。」
■友樹さん
「よろしくお願いします。」
■友樹さん
「円周率、終わりがないという意味のある数字は少ないと思うので、そこに魅力を感じた。人生の大きい決断の一つなので、新たなステップになったと思う。笑いが絶えない明るい家庭にしていきたい。」
学生時代の友人と区役所を訪れたこちらの女性も、円周率にちなんで3月14日に婚姻届けを提出しました。
■平田沙奈さん(25)
「相手の人がこの日がいいと言ってこの日に。終わりがない・縁があるとかがいいなと思った。」
オーストラリアに進学した彼と4年前から遠距離恋愛をしていて、彼が現地で就職するのを機に、来年の2月からオーストラリアで新婚生活を迎える予定だということです。
■平田さん
「出す前に電話してきた。いよいよ出しますと話して、一生の家族になるねという話をした。年をとっても2人で仲良く暮らせたらいいなと。」
中には、こんなカップルもいました。
■男性(27)
「お付き合いしたのが4年前のきょうだったのでこの日にしようと。円周率…たまたま被ったけど、いい意味があってよかった。」
■女性(32)
「2人が楽しく笑って健康で過ごせたら。」
中央区役所では14日午後4時の時点で、4組の新婚カップルが婚姻届を提出しました。
婚姻届の提出は人生の一大イベントです。円周率のように永遠の愛が続きますように。