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オスプレイ飛行再開 佐賀県の山口知事が苦言「早いな」不具合の詳細について再度の説明を求める 

2024年3月14日 17:25
オスプレイ飛行再開 佐賀県の山口知事が苦言「早いな」不具合の詳細について再度の説明を求める 
山口知事が苦言

鹿児島県・屋久島沖で墜落後、飛行を停止していた輸送機オスプレイが14日、沖縄県で飛行を再開しました。佐賀県内の自衛隊駐屯地にオスプレイが駐機している佐賀県の山口知事は「十分な説明がない」として、さらなる説明を求めました。

沖縄のアメリカ軍普天間基地では14日午前9時ごろ、海兵隊のMV22オスプレイ2機が離陸し、2機は、およそ30分後に基地に戻りました。

防衛省は13日、アメリカ軍と自衛隊のオスプレイについて、14日以降、順次、飛行を再開すると関係自治体に伝達していました。

佐賀県にも13日、九州防衛局の職員が訪れ、事故の再発防止策などを説明したということです。

佐賀県には吉野ヶ里町にある陸上自衛隊目達原駐屯地にオスプレイ1機が駐機しているほか、佐賀空港の西側では、オスプレイの配備に向けて来年の完成を目指し駐屯地の建設が進められています。

■佐賀県・山口知事
「早いなっていうふうに思いましたし。理由のところで、不具合の詳細がはっきりしていないなと思いました。もう少し細かくお話いただかないと、みんな納得する形にならないんじゃないのかなと思いました。」

その上で、山口知事は目達原駐屯地のオスプレイが飛行を再開する前に、再度説明するよう求めました。