「わっしょい百万夏まつり」猛暑を避けて9月開催を検討 熱中症になる参加者の増加を受け 北九州市
北九州市の夏の風物詩「わっしょい百万夏まつり」について、振興会は猛暑を避けるため、ことしは9月の開催を検討していると発表しました。
37年前から続く北九州市の「わっしょい百万夏まつり」は例年8月上旬に開催され、2日間でおよそ150万人が参加する夏の風物詩です。
振興会事務局によりますと、近年は猛暑の影響で熱中症になる参加者が増加していて、暑さ対策が課題となっていました。
このため、振興会は3日、ことしの開催日について、例年より1か月半遅い9月20日からの2日間とすることを検討していると発表しました。
■わっしょい百万夏まつり振興会・津田 純嗣会長
「(猛暑で)縮小して参加するしかないというような声も実は出ていたりもしていました。せっかく市民の祭りという形でやるので、できるだけ良い環境で祭りができなければと思っています。」
今後、関係団体と協議した上で、3月下旬の総会で実施時期を決定するとしています。