【影響】県内で季節外れの暖かさ 朝倉・太宰府で25℃を超える夏日に ほっかほかの肉まん専門店では 福岡
14日の福岡県内は、25℃以上の夏日となる所があるなど季節外れの暖かさとなりました。この季節外れの暖かさに戸惑う人も多く見られました。
14日、昼ごろの福岡市・天神です。そこでよく見かけたのが。
■中村浩子ディレクター
「あちらの男性は手に上着を持っていますが、半袖ですね。」
上着を手に持って歩く人たちです。九州北部は移動性高気圧に覆われ、季節外れの暖かさとなりました。
朝倉市や太宰府市などでは25℃を超える夏日となるなど、日差しの下では汗ばむ所もありました。朝との気温差は10℃近くになり、寒暖差が大きい一日となりました。
■街の人
「なんでこんなの着てきたのかなって。脱ごうかなって思っています。」
「ちょっと暑いです。(お子さんも腕まくりしていますね)暑くなって。朝が寒くて日中は暑いので、上着をどれにしようかなと悩みますね。」
一方、季節外れの暖かさで頭を悩ませているのが、ほっかほっかの「肉まん」専門店です。福岡市のこちらの店では、11月に入っても暖かい日が続いているため、売り上げに影響が出ています。
■ぶたまん屋さん・岩尾眞オーナー
「だいたい、今の時期は外に並んでもおかしくないのですが、気温を見て、肌寒くなって買いに来るお客さんが多いので、例年とは違う。」
例年11月は1日平均1500個以上売れるといいますが、ことしは高温傾向のため売り上げが2割減少しました。そのため、1日の仕込みも300個ほど減らしています。
■岩尾オーナー
「ずっと暑いので、せめて10℃台になってもらって、お客さんが『寒いからぶたまん欲しい』という雰囲気になってくれたら。」
季節外れの暖かさとなった九州北部。週明けは一時的に冬型の気圧配置となるため、平年並みの寒さになる見込みです。