被爆者から聞き取った証言集 ことしは3人の体験を6月下旬に発刊へ エフコープが校正会 福岡
ことしは3人の証言をまとめる
被爆の実相を次世代に伝えようと20日、福岡市で被爆者の証言をまとめた本の最終校正会が行われています。
■石田旭昇アナウンサー
「こちらが今回の証言集です。中を見てみると、写真なども掲載されていて当時の様子が伝わってきます。」
福岡市で行われている被爆体験証言集の校正会では、参加者が、今回掲載される3人の被爆体験の文章を丁寧に確認していました。
これは1995年の戦後50年をきっかけに始まったもので、エフコープの組合員が中心となり福岡県に住む被爆者に直接話を聞き、その内容を本にまとめています。
担当者は、被爆者が伝えたいことを形に残していきたいと話していました。
証言集は6月下旬に発刊される予定で、希望者に無料で配布されます。