筑豊代表する祭り「川渡り神幸祭」 “みこし”と“山笠”が川を渡る
「みこし」と山笠が川を渡る筑豊を代表する勇壮な祭り、「川渡り神幸祭」が18日、田川市で行われました。
■宮原真 記者
「河川敷を埋め尽くすほどのたくさんの人が集まっている。川の中では色とりどりの山笠が激しく動いている」
最大の見どころである、18日の川渡り神事では2基の「みこし」と11の山笠が次々に彦山川へ入りました。
この祭りは450年あまり前にはやり病をおさめてくれた、地元の風治八幡宮に山笠を奉納したことが起源と伝えられていて、福岡県の無形民俗文化財に登録されています。
川の中にずらりと並んだ山笠が担ぎ手たちによって荒々しく揺らされ、訪れた人を楽しませていました。
祭りは19日までの2日間行なわれ、およそ20万人が詰めかけたということです。