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【北九州市議選】当選議員57人の任期スタート 初当選の無所属議員に会派結成の誘いも

2025年2月10日 17:55
【北九州市議選】当選議員57人の任期スタート 初当選の無所属議員に会派結成の誘いも

北九州市議会議員選挙で当選した議員の任期が10日から始まりました。無所属の議員が増える中、新たな会派を結成する動きも出ています。

10日午前、北九州市議会では、1月の市議選で当選した57人に新しい議員バッジが配られました。最大勢力を維持した自民党は、複数の議員が議長就任への意欲を示す中、会派として一致団結できるかがカギとなっています。

■香月耕治市議(前 自民党・無所属の会 団長/8期目)
「北九州のために市民のために、我々の役割は重たいと思っているので、一致団結して頑張っていく。割れる可能性は、割れてみらなわからんけれど、0%。」

今回、トップの得票で当選した無所属の井上純子市議は、5人以上の新たな会派結成を目指しています。議会運営委員会への参加や会派としての質問が可能になり、一定の影響力を持つことができるからです。

■井上純子市議(無所属/2期目)
「目指せ、5人です。発言権のある代表者会議や議会改革協議会。(政策の)実現を考えていけば、やはり手を取り合って会派結成というのは必要な手段だと思います。」

今回、当選した無所属の議員はこれまでより4人多い12人でした。初当選した市議の1人は、会派結成の誘いがあることを明かしました。

■小宮良彦市議(無所属/1期目)
「(会派結成の)打診はゼロではございません。現時点では決めていません。私を支持していただいた方ともよくお話をして、私の行動をしていきたい。」

武内市長の市政運営にも影響を与える市議会の勢力争い。先ほどから新たな会派結成の届け出が始まっていて、締め切りは12日午前10時です。

最終更新日:2025年2月10日 18:01