【表明】初代「門司駅」遺構 一部現地保存へ転換 複合公共施設の建設計画に変更なし 北九州市
北九州市の武内市長は21日、保存の要望が相次いでいた初代門司駅の遺構について方針を転換し、一部を現地で保存すると表明しました。
21日午前、武内市長は初代門司駅の遺構について、一部を現地で保存するほか、移築して展示するなど5つの方針をまとめたことを明らかにしました。
初代門司駅の遺構は、複合公共施設の建設予定地で見つかったもので、市はこれまで記録保存を行った上で、取り壊す方針を示してきました。
一方で、専門家や市民団体などから保存を求める声が相次ぎ、議論が続いていました。
複合公共施設の建設予定地では、すでに造成工事が始まっていますが、北九州市では方針転換に伴う計画の変更はないとしています。