また高校生が犠牲に 飲酒運転撲滅を訴える緊急大会 13年前の事故の遺族「本当にゼロにしたい」 福岡
飲酒運転の車と衝突し、原付バイクの高校生が死亡した事故を受け、福岡県大牟田市で2日、飲酒運転の撲滅を訴える緊急の大会が開かれました。
大牟田市で開かれた飲酒運転撲滅大会にはおよそ120人が集まり、命を落とした高校生に黙とうがささげられました。
大牟田市では1月29日、飲酒運転の軽乗用車と原付バイクが衝突し、バイクを運転していた高校生の山下和真さん(17)が死亡しました。
大会では、13年前に起きた飲酒運転事故で当時、高校1年生の長男を失った山本美也子さん(55)が今の心境を語りました。
■山本美也子さん
「(今回の事故を聞き)一気に13年前の私に戻ってしまって、朝からずっと泣いていました。妥協はしません。本当に福岡県から飲酒運転をゼロにしたい」
警察は「飲酒運転を見かけたときは通報をしてほしい」と呼びかけました。