【感染症】ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎 前年同時期の2倍に インフルエンザは「収束傾向」 福岡
福岡県で、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の報告が去年の同じ時期のおよそ2倍となっていて、県は感染対策を呼びかけています。
福岡県によりますと、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の新規感染者は、2月16日までの1週間で1医療機関あたり9.94人と前の週からわずかに増えました。県が定める警報レベルの1医療機関あたり「20人」には届いていませんが、去年の同じ時期と比べるとおよそ2倍の感染者数です。
県の担当者は、感染性胃腸炎について「冬場は流行しがちなので、特に食事の前などは石けんで手を洗うなど基本的な感染対策を取ってほしい」と呼びかけています。
一方、インフルエンザの新規感染者は前週の0.75倍の1医療機関あたり2.14人で、県は「収束傾向にある」としています。
最終更新日:2025年2月20日 18:14