「直前に強盗に入りましたが失敗」包丁1本を持っていたとして男を逮捕　郵便局での強盗未遂事件との関連を調べる　福岡　

23日午後1時半ごろ、福岡市東区の郵便局に刃物を持った男が押し入り、現金を要求する強盗未遂事件がありました。警察は近くで刃物を持った男を現行犯逮捕していて、強盗未遂事件との関連を調べています。

23日午後1時半ごろ、福岡市東区千早の西鉄香椎駅そばの郵便局で「刃物を持った男が金を要求した」と郵便局の従業員から110番通報がありました。

男は「金はない」と言われると、歩いて立ち去ったということです。当時、郵便局に客はおらずケガをした人はいませんでした。

その後、パトロール中の警察官が午後2時すぎに、郵便局からおよそ300メートル離れた路上で服装が似た男を発見し、手提げのバッグから刃渡り15センチほどの包丁1本が出てきたことから、男を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは、福岡市東区の無職、村上寛容疑者（51）です。

警察の調べに対し容疑を認めていて「生活が苦しく、直前に郵便局に強盗に入りましたが失敗しています」と、強盗未遂事件への関与も供述しているということです。