【何が】福岡市中央区の川で魚が死ぬ 周辺で異臭 市が調査 博多湾の赤潮が影響? 猛暑との関連は
こちらは視聴者から送られてきた映像です。水面に複数の魚が浮いているのが分かります。福岡市中央区を流れる川で確認されたのは、多くの魚の死骸です。いったい何が原因なのでしょうか。
23日正午ごろ、福岡市中央区の「みずほPayPayドーム」の近くを流れる菰川(こもがわ)を訪れました。
■児玉悠一朗記者
「福岡市中央区の、海へとつながるこちらの水路では多くの魚が死んでいるのが確認できます。辺りには生臭いにおいも漂っています。」
多くの魚の死骸が水面に浮かんでいました。水面に頭を出してパクパクと口を動かす魚もいました。住民から連絡を受け、福岡市の職員も確認に訪れていました。
■福岡市中央区 生活環境課・後藤隆久課長
「きのうあたりから魚の話とか臭いの話を聞いていたので、まずは現状を見て。」
原因は何なのでしょうか。福岡市東区の水族館、マリンワールド海の中道によりますと、博多湾で赤潮が発生し、その影響で死んだ海の魚が川に流れてきた可能性があるということです。
赤潮が発生する原因の一つは、気温の上昇です。福岡県では最高気温が35℃以上となる猛暑日が続いていて、福岡市では23日も36.7℃を記録しました。
厳しい暑さは今後も続くとみられ、人間だけではなく、さまざまなところに影響を与えそうです。