市の再開発促進事業「コクラ・クロサキリビテーション」適用第1号ビル「BIZIA KOKURA」が完成 日本IBMなど入居へ 北九州市
北九州市の再開発促進事業「コクラ・クロサキリビテーション」の適用第1号となったオフィスビルが完成し、23日、報道陣に公開されました。
北九州市小倉北区魚町に完成したのは、地上13階建てのオフィスビル「BIZIA KOKURA(ビジアコクラ)」です。地元の不動産会社ミクニが建設しました。
規制緩和や補助金の拡充により市街地の再開発を促す、北九州市のプロジェクト「コクラ・クロサキリビテーション」が初めて適用された事業です。
1階には、地域のイベントなどに利用できる「公開空地」を設けていて、総事業費およそ60億円のうち、解体費用など6億2000万円を市や国が補助しました。
「BIZIA KOKURA」はことし10月にグランドオープンの予定で、すでに日本IBMなどの入居が決まっているということです。
リビテーションとは、リビルド(建て替え)とインビテーション(引き込む)を合わせた造語です。