「面識のない人にお金を振り込まないで」新たに3人が計2000万円の被害 SNS型投資詐欺が福岡で相次ぐ
福岡県内でSNS型投資詐欺の被害が相次いでいます。24日に発覚しただけで、合わせておよそ2000万円の被害となっています。
警察によりますと、福岡市城南区の64歳の女性はことし3月、投資の広告をクリックしたところ、SNSのグループに招待されました。
グループで投資の指導を受け、指定された投資アプリをダウンロードし、その後、およそ2週間の間に合わせて850万円を指示された口座に振り込んだということです。
女性が返金を申し出たところ、グループの1人から多額の金が必要と言われ、親族に相談したことから被害が発覚しました。
女性は「株の値上がり状況など、詳細な情報が入ってきたので信用した」と話しています。
県内では、ほかにも福岡市南区の60歳の男性会社員がおよそ640万円を、また、北九州市八幡西区の58歳の女性がおよそ500万円をだまし取られていたことが24日、分かりました。
SNS型投資詐欺による被害は去年10月ごろから急増していて警察は「面識のない人にお金を振り込まないで」と呼びかけています。