またサルの被害 怖がってしゃがみ込んだ6歳児襲い 母親「カバン投げた」 福岡県那珂川市
10日朝、福岡県那珂川市の住宅街で6歳の男の子がサルに襲われ、ケガをしました。那珂川市や、その周辺ではことし9月以降、人がサルに襲われる被害が相次いでいます。
警察によりますと10日午前7時半すぎ、那珂川市片縄西で「サルに息子が襲われてケガをした」と、被害に遭った男の子の母親から警察に通報がありました。
サルに襲われたのは6歳の男の子で、母親と兄と一緒に自宅の外に出たところ、近くにいた1匹のサルが怖がってしゃがみ込んだ男の子に、飛びかかってきたということです。
■被害男児の母親
「どうしたらいいか分からなくてパニックになって、どうしても(子どもを)放してほしくて(サルに)カバンを投げた。」
男の子は頭と背中、太ももをかまれ病院に搬送されていて軽傷だということです。
那珂川市では、ことし9月以降人がサルに襲われる被害が11月10日を含めて5件起きていて、あわせて8人がケガをしています。