管制官の指示を誤って判断か タイ旅客機が着陸後に行き止まりへ進み立ち往生 福岡空港
10日午前、福岡空港国際線で、タイの旅客機が着陸時に管制官の指示とは異なるルートを進み、一時立ち往生しました。ほかの航空機への大きな影響はなかったということです。
10日午前9時前、福岡空港に着陸したのは、タイ・ベトジェットエアのスワンナプーム発 福岡行きの旅客機です。
福岡空港によりますと、この旅客機は着陸後ターミナルまで移動する際に管制官の指示とは異なるルートを進み、行き止まりの場所に入り込んだということです。
立ち往生した旅客機はけん引車によってバックし、その後ターミナルまで移動しました。
これによる滑走路の閉鎖はなく、ほかの航空機への大きな影響はなかったということです。
福岡空港事務所は「機長が管制官からの指示を誤って判断したとみられる」としています。