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福岡市が小中学校の給食費を無償化へ 新年度予算案に盛り込む 「唐人町駅」に改札口を増設も

2025年1月20日 17:40
福岡市が小中学校の給食費を無償化へ 新年度予算案に盛り込む 「唐人町駅」に改札口を増設も

福岡市の新年度予算案の概要が明らかになりました。新たな事業として、小中学校の給食費無償化の来年度中の実施を目指していることが分かりました。

関係者によりますと、福岡市の新年度当初予算案は、一般会計の総額が過去最大の1兆1000億円から1兆1300億円規模になる見込みです。1兆円を超えるのは5年連続です。

新たな事業として、福岡市立の小中学校の給食費無償化を盛り込んでいて、来年度中の実施を目指していることが分かりました。

現行の福岡市の給食費の月額は小学校が4200円、中学校が5000円で、これまで高島市長は無償化に「前向きに取り組む」との考えを示していました。

また、子育て支援を拡大するため、従来の乳幼児健診に加え、1か月児健診、5歳児健診を実施する費用も含まれています。

福岡市の新年度予算案には、小中学校の給食費の無償化、乳幼児健診の拡大のほかにも新たな事業が盛り込まれています。

その1つが福岡市地下鉄の「唐人町駅」で、改札口を増設する事業です。みずほPayPayドームでイベントが開催された際の混雑緩和が狙いです。

このほか、福岡市立の小中学校の体育館にエアコンを設置する事業も盛り込まれています。

最終更新日:2025年1月20日 17:45