【訓練】船の上のケガ人を想定 医師と看護師が海保のヘリに乗り込み現場へ 感じた課題は
海上保安庁や医療機関合同で4日、船の上のケガ人などを救助することを想定した救急訓練が行われました。
第7管区海上保安本部の北九州航空基地で行われた洋上救急訓練には、海保の救急救命士や北九州市内の医師など17人が参加しました。
■児玉悠一朗記者
「これから医師や看護師たちがヘリコプターに乗り込んで、海上保安庁と合同で訓練を行います。」
医師や看護師が実際にヘリコプターに乗り込んで、搬送時の音の大きさや機内の狭さなどを体感していました。
洋上救急とは、船の上で傷病者が出た際に、海保の船やヘリコプターで医師や看護師を現場まで運び、その後、治療しながら病院まで搬送するもので、関係機関の連携が求められます。
■看護師
「すごく狭くて音がうるさくて聴診の音が聞けなかったので、連携し合って看護や医療を提供していくことが大切だろうなと思いました。」
担当者は「今後も各機関と連携しながら救急事案に備えていきたい」としています。
最終更新日:2025年3月4日 18:08