災害リスクの高い斜面地→街への移転費用の一部を補助 北九州市が来年度から 住宅の解体や引っ越し費用
北九州市は、市民が災害リスクの高い斜面地から街中に移転する際、費用の一部を補助する事業を来年度から始める方針です。
関係者によりますと、北九州市は土砂崩れなどのリスクが高い斜面地から街中に引っ越す市民に対し、住宅の解体や整地、引っ越しの費用などを補助する事業を、来年度から始める方針だということです。
補助を受けるには、公共交通機関で比較的簡単に市街地にアクセスできる「居住誘導区域」への移転が条件となります。
助成費用は国の居住誘導促進事業を活用し、半分を国が負担します。
災害リスクを減らすことや、人口減少に対応した都市づくりを進める狙いがあり、北九州市は、来年度の一般会計当初予算案に関連経費を盛り込む予定です。