年度末は解雇や雇い止めが増える傾向に 職場のトラブルや悩みに応じる労働相談ホットライン 福岡でも7日まで
職場でのトラブルや悩みについて相談に応じる、労働相談ホットラインが全国一斉に行われています。福岡でも、解雇や雇い止めなど雇用についての相談を中心に応じています。
■電話相談
「はい、労働相談ホットラインです。」
福岡市博多区の連合福岡では6日午前10時から、職員3人が電話相談にあたっています。
労働相談ホットラインは、連合が年3回、全国一斉に行っています。年度末が近いこの時期は、解雇や雇い止めなどが増える傾向にあるということで、雇用についての相談を中心に受け付けています。
過去には医療・福祉関係の契約社員から「契約は自動更新と書かれていたにも関わらず、次回は更新しない」などといった相談が寄せられていたということです。
■連合福岡・小林数善 副事務局長
「契約内容の行き違い、認識の違いについての相談が事例としてある。一人で悩まずに気軽に電話をかけてほしい。」
相談は6日と7日、それぞれ午後7時まで受け付けていて、電話のほかにLINEも利用できます。電話番号は全国共通で0120-154-052です。LINEによる相談は連合アカウントの友達登録が必要です。
連合には過去にもさまざまな相談が寄せられています。
サービス業の女性からは「職場でのいじめが原因で適応障害との診断を受けた。すると、退職届はいつ提出するのかと催促された」という相談が寄せられ、医療・福祉関係の女性からは「残業する際は先にタイムカードを押してからやれと言われる。休日出勤してもすべて不払い」という相談が寄せられています。
連合福岡によりますと、パワハラや長時間労働についての悩みが多いということです。