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重い病気や障害がある子どもが家族と安心して過ごせる場所を 九州で初めての「子どもホスピス」が14日福岡・古賀市にオープン

2024年12月14日 18:04
重い病気や障害がある子どもが家族と安心して過ごせる場所を 九州で初めての「子どもホスピス」が14日福岡・古賀市にオープン
FBS福岡放送

重い病気や障害がある子どもが家族と安心して過ごせる施設「子どもホスピス」がきょう、九州で初めて福岡県古賀市にオープンしました。

14日午後、福岡県古賀市にオープンしたのは、子どもホスピス「よかよかのおうち」です。

子どもホスピスは重い病気や障害がある子どもが看護師や介護士の医療やケアを受けながら、家族と一緒に安心して過ごせる施設です。

現在は全国に大阪・横浜・札幌の3か所しかなく、開設にあたって必要な高額な建設費と運営費の調達が課題となっていています。今回、「よかよかのおうち」開設のプロジェクトメンバーはことし8月からクラウドファンディングなどで資金を集め、子供用の療育施設を週末だけ間借りする仮施設の形でオープンにこぎつけました。

施設の利用は無料です。

プロジェクトの代表は「病院や家で闘病している子どもや家族が今日1日、生きていて良かった、楽しいことがあって良かったと思って豊かな人生を送れるように寄り添っていきたい」と話していました。

最終更新日:2024年12月14日 18:04