【決意】“頂上作戦”からまもなく10年 北九州市で暴力団追放大会 県内の構成員・準構成員はピーク時の3分の1に
北九州市で暴追大会
北九州市で20日、暴力団の追放を目指すイベントが開かれました。
北九州市小倉北区で開かれた暴力団の追放を目指す大会には、暴追運動に携わる市民や行政、警察などおよそ740人が参加しました。
21年前、小倉北区のクラブ「ぼおるど」に工藤会系組員が手りゅう弾を投げ込み、12人が重軽傷を負った事件を受け、北九州市は事件のあった8月18日を「市民暴排の日」と定めています。
■福岡県警・岩下剛本部長
「私たちは五代目工藤会への取り組みを、いささかも手を緩めることはありません。」
福岡県内の暴力団構成員や準構成員はおよそ1080人で、2007年のピーク時の3分の1以下となっています。
工藤会トップを逮捕した“頂上作戦”から9月で10年となるのを前に、参加者はシュプレヒコールをあげて暴力団を排除する決意を新たにしました。