プロウェイクボーダーの消防士が優勝賞金を寄付 火災が起きた商店街の復興支援に 北九州市
北九州市の消防士がウェイクボードのプロツアーで優勝し、賞金を火災復興支援のため商店街に寄付しました。
寄付をしたのは、北九州市消防局の職員で消防士の梅本修平さん(43)です。
プロのウェイクボーダーとしても活動している梅本さんは、およそ2年の間に小倉駅周辺の繁華街で4回の大きな火災が発生したことを受け、復興支援のためにツアーで獲得した賞金の寄付を決めました。
そして7月、今シーズン初めて出場したプロツアーで優勝し、賞金の10万円全額を20日、魚町一丁目商店街振興組合に寄付しました。
■北九州市消防局・梅本修平さん(43)
「賞金を取れたら必ず魚町に寄付したいと決めていました。改めて火災予防をどうすればいいのかを考えるきっかけになってもらえたら。」
現在、戸畑消防署の予防課に所属する梅本さんは「火の扱いに慣れている飲食店でも火を使ったら絶対にその場を離れないでほしい」と話していました。