博多駅で大雨による浸水を防ぐ訓練 JR九州・地下鉄・商業施設で働く150人が参加 海外からの旅行者を想定して4か国語の案内板も活用 福岡
梅雨の時期を前に16日、博多駅で大雨による浸水を防ぐ訓練が行われました。
浸水防止訓練には、JR九州や福岡市地下鉄の職員のほか、近隣の商業施設などの従業員などおよそ150人が参加しました。
博多駅周辺では、1999年と2003年に集中豪雨で浸水し、1999年には地下にいた女性1人が逃げ遅れ死亡しています。訓練は2004年から毎年行われていて、ことしで21回目です。
■白野寛太記者
「こちらでは大雨を想定して止水板設置の訓練が行われています。」
訓練では建物内への浸水を防ぐ止水板を設置したほか、海外からの旅行者がいることを想定して、4か国語の案内板を使って避難誘導が行われました。
JR博多駅の加藤邦忠駅長は、訓練を通して災害への危機意識をさらに高めていきたいとしています。