災害・事故・火災が相次ぐ中で2024年がスタート 福岡のトップのことしの抱負は「実」「躍」
2024年を迎えると同時に災害や事故が相次ぎましたが、官公庁などは4日が仕事始めです。地元のトップたちが年頭のあいさつでことしの抱負を語りました。
4日午前、福岡県庁の仕事始め式で、服部知事は元日の能登半島地震、そして、3日に発生した北九州市の大規模火災などに触れました。
■福岡県・服部知事
「できるかぎりの支援を行っていくことを、ここにお約束申し上げます。」
服部知事がことしの県政のテーマとして掲げた文字は、漢字一文字で「実」です。「必要・的確な施策をためらわず実行し、しっかりと実を上げていくことに注力しなければならない」と、職員一人一人の協力を呼びかけました。
一方、JR九州の青柳俊彦会長も、年頭のあいさつで文字を掲げました。こちらは「躍」の一文字です。
■JR九州・青柳俊彦会長
「ことしは甲辰(きのえたつ)、成功という芽が成長していき、姿を整えていくといった縁起のよい年であります。日々の小さな躍進の積み重ねが、組織全体の大きな成果につながっていきます。」
JR九州の古宮洋二社長は、コロナ禍から完全に脱却をする一年だとして、グループ全体で積極果敢に挑戦しようと呼びかけました。
福岡証券取引所はことし最初の取り引き日、大発会を迎えました。
式典では、晴れ着姿の証券会社の社員などおよそ60人が新年を祝いました。長 宣也理事長はことしの干支になぞらえ「固い殻を破り、昇り竜のように活力のある株式相場市場となることを期待したい」と述べました。
福岡証券取引所によりますと、4日の取り引きは、去年の最終日の12月29日を上回り、堅調な滑り出しだということです。