【訓練】「トリアージを行え」大型旅客船と貨物船が衝突し多数のケガ人が出た想定 停泊中のフェリーで150人が参加 門司海保と消防が連携 福岡
旅客船と貨物船が衝突し、多くのケガ人が出たことを想定した救助訓練が、北九州市で行われました。
訓練は8日午前、北九州市の新門司港に停泊しているフェリーで行われ、門司海上保安部、消防などからおよそ150人が参加しました。
■訓練
「トリアージを行え。以上。」
沖合を航行中の大型旅客船と貨物船が衝突して多くのケガ人が出たとの想定で、参加者たちは、ケガの程度によって搬送の順番を決めるタグの取り付けや、搬送の手順などを確認しました。
本物のフェリーの中で訓練を行ったのは初めてだということで、門司海上保安部では「有事の際の連携を確認し、今後も北九州の海の安全・安心の実現に取り組みたい」としています。