列車内で重さ5キロの部品がドア付近に落下 原因はビスの締め忘れ ケガ人なし 福岡・JR筑豊線
4日夕方、JR筑豊線を走っていた列車内で重さ5キロの部品がドア付近に落下しました。前日の点検の際にビスを締め忘れたことが原因だということです。
JR九州によりますと、4日午後6時すぎ、筑豊線の上穂波駅と筑前内野駅の間を走っていた下りの普通列車内で、運転士が何かが落下した音に気づきました。
筑前内野駅に到着後、確認したところ、運転席の後ろの乗降ドア付近に、ドアの開け閉めをする装置を覆うカバーが落下しているのを発見しました。
カバーは重さ5キロの鉄とアルミ製で、ドア付近の高さ1.8メートルのところに取り付けられていました。
列車は1両編成で10人が乗っていましたが、ケガをした人はいませんでした。
前日午後に行った点検の際に、ビスを締め忘れたのが原因だということです。
JR九州は再発防止に努めるとしています。