九州北部　線状降水帯発生の恐れなくなる　引き続き土砂災害には警戒

九州北部では15日午前、線状降水帯が発生する恐れはなくなりましたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、引き続き土砂災害に警戒が必要です。

福岡管区気象台によりますと九州北部では15日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。

7月10日午前3時の降り始めから15日午前10時までの雨量は佐賀県嬉野市で269ミリ、福岡県の久留米市耳納山で248ミリなどとなっています。

15日、1時間に降る雨の量は福岡県で30ミリ、佐賀県で20ミリ、16日正午までの24時間に降る雨の量は福岡県と佐賀県で100ミリと予想されています。

これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、気象台は引き続き、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

低い土地の浸水や川の増水などにも注意が必要です。