子どもの医療費助成を拡大 来年から高校生も 通院1か月あたり500円 入院は無料 福岡市
来年から高校生も医療費助成の対象に
福岡市は現在、中学生までとしている医療費の助成を2024年1月から高校生までに拡大します。
福岡市では現在、3歳から中学生までを対象に、通院費の自己負担額の上限を1か月あたり500円としています。これを2024年1月から、18歳の高校生まで拡大するということです。
また入院もこれまでは中学生までが無料でしたが、これを高校生までに拡大します。学生でない場合も対象です。
助成対象は3万6000人程度増え、年間、約8億4000万円の支出の増加が見込まれています。
また、障害のある子どもが利用する福祉サービスの自己負担額も、1か月あたり最大3万7200円のところ、未就学児は無料に、小学生から高校生までは3000円にするということです。
高島市長は「家庭環境に左右されず、あらゆる子どもたちに安全安心な医療と福祉サービスを受けてもらいたい」としています。