警察が少年の”立ち直り”支援 学力と規範意識を養う
■ボランティアの女子大学生
「分からんことあったら、何でも聞いて。」
2日夕方、福岡県内の会議室で行われていたのは、折尾警察署管内に住む中学3年生の少年への学習支援です。
この取り組みは折尾警察署が主催したもので、家庭内の問題で、過去に警察が対応したことのある少年に対して、ボランティアの大学生が勉強を教えます。
高校進学に向けて継続的にサポートすることで学力と規範意識を養う目的です。
初回のきのうは理科の化学についておよそ50分間学びました。
■学習支援を受けた少年(中3)
「楽しく、明るく勉強できたらいいと思います。一番(の目標)は高校、第1志望に受かることです。」
この学習支援は来年3月までのおよそ4か月間で、あわせて16回行われる予定です。