昨年度の沿岸漁業の新規就業者が、調査を始めて以降、最も多くなったことがわかりました。

福島県によりますと、昨年度の沿岸漁業の新規就業者の数は26人で、前年度から9人増え、調査を始めた2009年度以降で最も多くなりました。

このうち、男性が21人、女性が5人で、39歳以下の若年層は8割以上の22人となっています。
県は、沿岸漁業の新規就業者が増えた理由について、昨年度から漁業研修事業に費用の補助を始めたことや、今後の本格操業再開に向けた気運の高まりなどが考えられるとしています。