石川町で起きた官製談合事件を検証する第三者委員会は3日、再発防止策をまとめた報告書を町に提出しました。

石川町では、町発注の道路工事などをめぐり、塩田金次郎前町長が起訴され、11月、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

町は、信頼回復や適正な入札制度の確立などのため、2024年7月に第三者委員会を設置し、検証を続けてきました。

その第三者委員会は、12月3日、入札方式を指名競争入札から広く入札参加者を求める「一般競争入札」に原則変えるなどの再発防止策をまとめた報告書を町に提出しました。

町は今後、報告書を参考にして再発防止に努める考えです。