「これまで助けられなかった患者を助けられたら…」福島・郡山市で実証実験 福岡県の医師が遠隔で外科手術
約1000キロ離れた場所から、遠隔で外科手術を行う実証実験が、14日郡山市で行われました。
実証実験を行ったのは、医療機器の開発を支援する、郡山市の「ふくしま医療機器開発支援センター」です。
実証実験では、約1000キロ離れたところにいる福岡県の医師が、衛星回線を使ってロボットを遠隔操作し、動物の手術を行いました。
こうした遠隔手術が出来るようになれば、現地に専門の医師がいなくても、高度な手術を受けることができると期待されています。
■ふくしま医療機器開発支援センター小林利彰センター長
「新しいものができたことで、これまで助けられなかった患者さんを助けられたらすごく良い。それを願いながらやっている」
センターは、今後も実用化に向け改良を重ねていく考えです。