2号機燃料デブリ試験的取り出しはカメラを交換して作業再開へ 福島
福島第一原発で中断している燃料デブリの試験的な取り出し作業について、東京電力は不具合があったカメラを交換し、作業の再開を目指すと発表しました。
東京電力は福島第一原発2号機で燃料デブリの試験的な取り出し作業に着手しましたが、取り出し装置のカメラが映らなくなり作業は中断しています。格納容器内の高い放射線でカメラに不具合が起きたとみられ、東京電力は装置を回収し、放電や電源を入れ直すなどして復旧作業を進めてきました。しかし、不具合は解消されず、東京電力は建屋内で汚染拡大防止の作業用ハウスを設置したうえ、作業員がカメラを交換し、取り出し作業の再開を目指すと発表しました。
最終更新日:2024年10月7日 18:58