県の新年度予算案 “女性の県外流出対策”どうする?・福島
県の2025年度の予算案が4日明らかになりました。
内堀知事は「ふくしま復興創生推進予算」と名付けています。
予算規模は1兆2818億円と、震災からの復興や暮らしにまつわる課題に対応するため前の年度と比べると約400億円増えています。
この予算案でゴジてれChu!が注目したのは…
■内堀知事
「若者や女性の視点を大切にした自然減対策、社会減対策の充実・強化を図ったところであります」
減り続ける県内の人口。
顕著なのが女性の県外流出です。
福島にやってくる女性よりも、出ていく女性の数の方が多く、2024年のその数は3400人規模と全国ワースト5位となりました。
そこで、県の新年度予算案でも「女性活躍」を狙ったメニューが並びます。
例えば県内にオフィスを新設し女性を新規雇用する企業を支援したり、企業の女性活躍の取り組みに奨励金を支給したりする事業を立ち上げます。
こうした県の事業について街の人の反応は…
■県民(30代)
「楽しく働けたり、無駄なプレッシャーが減った形で、心が健康的に働ける感じになったらすごくいいと思っています」
■大学生
「働きやすい場所にしてもらうのはすごいうれしいですね」
■県民(70代)
「若い人が働ける環境、職場があればもっと福島も魅力的になって若い人にも住みやすくなれば」
働く場所の確保・働きやすさ・生活のしやすさ
そんな県づくりを望む声がきかれました。
県の2025年度予算は2月開かれる県議会に提出され審議されます。