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「前方左右を隈なく見渡したが…」猪苗代ボート事故控訴審で被告は過失を否定

2024年10月10日 18:50
「前方左右を隈なく見渡したが…」猪苗代ボート事故控訴審で被告は過失を否定
猪苗代湖で親子ら3人が死傷したボート事故の控訴審で、被告の男は事故直前「浮いているものはなかった」と述べました。

業務上過失致死傷の罪に問われているのは、いわき市の元会社役員・佐藤剛被告(47)です。

2020年9月、猪苗代湖で操縦していたボートで、湖面に浮いていた親子ら3人を巻き込み死傷させたとして、一審では「適切な安全確認をしていれば、被害者らを発見し衝突を回避できた」として禁錮2年の実刑判決が言い渡されています。

その控訴審裁判で被告は事故直前にエンジンを再始動した際、「前方左右を 隈なく見渡したが、浮いているものはなかった」と改めて過失を否定しました。

次回裁判は、11月8日に開かれ結審する見通しです。
最終更新日:2024年10月10日 18:51