施設の実態とは異なる計算方法で不正請求など5項目で違反か 二本松市の放課後等デイサービスを福島県が処分
福島県は、二本松市の放課後等デイサービスが児童福祉法に基づく適正な対応をしていなかったとして、指定障害児通所支援事業者の指定を取り消すと発表しました。
取消処分を受けたのは、二本松市平石高田にある放課後等デイサービスです。県によりますとこの施設では、児童福祉法に基づく常勤の児童指導員を配置していなかったなどの人員基準違反のほか、虐待防止や衛生管理を定めるといった運営基準違反があったということです。
このほかにも2022年8月から2024年8月までで、児童福祉法に基づく給付金を、施設の実態とは異なる計算方法で請求・受領する不正請求といった全5項目の不正が確認されたということです。
県がこの事業者の不正に関する情報を把握し、事業者の監査を行ったところ不正行為が発覚したということです。