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県産品の販路拡大を 広島空港で「貨物専用」チャーター便の試験運航が始まる

2025年1月16日 18:52
県産品の販路拡大を 広島空港で「貨物専用」チャーター便の試験運航が始まる

トラックドライバーの不足により輸送力の低下が課題となるなか、広島空港で初めて「貨物専用」チャーター便の試験運航が始まりました。

広島空港に到着したのは、北九州空港からの「貨物専用」のチャーター便です。広島県とヤマト運輸、日本航空が連携した取り組みで、輸送力を維持して県内品の販路拡大をはかる実証事業です。

■宮脇靖知リポート
「今、やってきました。広島からの荷物が積み込まれていきます」

自動車の部品や半導体といった工業製品に加え、生鮮品など約500キロを積み込み、成田空港へと向かいます。そして、成田を経由した国内外へのスピード輸送を目指します。

■ヤマト運輸 貨物航空輸送オペレーション設計部長 鈴木達也 さん
「生鮮品などは最短でアジアであれば当日中に届けられるところが出てくる」

■広島県 土木建築局空港振興課 粟根麻衣子 課長
「県内はものづくりが盛んなので、工業製品の輸送に強みがあるのではないか」

トラックドライバーが不足し、輸送力の低下が課題となるなか、実証事業は3月末まで行われ、県は定期便の運航を目指したいといしています。

(2025年1月16日放送)

最終更新日:2025年1月16日 18:52