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安芸郡海田町の「遺体なき殺人」 主犯とされる男が初公判で起訴内容を一部否認 広島地裁

2024年7月18日 19:45
安芸郡海田町の「遺体なき殺人」 主犯とされる男が初公判で起訴内容を一部否認 広島地裁

安芸郡海田町で男性が暴行を受け死亡したとされる事件の初公判で、主犯の男は起訴内容の一部を否認しました。

強盗致死などの罪で起訴されている今泉俊太被告は、門美帆子被告と共謀し、2022年6月、当時71歳の男性に預けた投資資金を回収するため、海田町の事務所で男性を暴行して死亡させた上、ほかの5人とも共謀して現金11万円を奪い取った罪などに問われています。

18日の初公判で、今泉被告は起訴内容の一部を否認しました。検察側が「被告は投資資金回収のために暴行し、遺体を運び出した」と指摘する一方、弁護側は「暴行は取引履歴の開示を求めるためだった」と主張。この事件では被害者の遺体が見つかっておらず、死亡との因果関係が裁判の争点となっています。

(2024年7月18日放送)